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2022-05-24

チャーリーという名の馬


 忙しいのにかまけてブログの更新がしばらく振りになってしまいました…

今回は「足がつる」という表現についてです。

まず「つる」という感じはどう書くか…。そう言われてみるとどうだったろう?と思ってしまいますよね。

「釣る」?「吊る」?…

正解は

「攣る」です…って。これは「痙攣(けいれん)」の「れん」の字です。=筋肉のけいれんということになります。

なんで「足がつる」ことについて書こうと思ったか。ですが、先日、英語圏の国の出身の患者さんがいらした際に、足がつるという表現が出てこなて色々と説明をしていると、それは

「charlie horse」だよ!と教えてくれました。チャーリーホース?

直訳すると「チャーリーという名の馬」

その患者さんにその名の由来を聞いてみたのですが不明とのことで自分で調べることにしました。

足がつる は一般的には英語で 「Leg cramps」と表現するようですが

「charlie horse」の語源はいくつか説があるそうです。

昔、活躍したメジャーリーガーのチャールズ・ラドボーン(Charls Radbourn)がよく足がつっていたことに由来しているとのこと。チャールズの愛称は「Old Hoss」。 Hoss は馬みたいに大きな人、という意味。ですからCharlieもhorseもチャールズ・ラドボーンのことになります。

もう一つの説は球場のグラウンド整備をしていたチャーリーという馬がよく筋肉のけいれんを起こしていたという説。

どちらにしても興味深い由来ですね。

ちなみにドイツやイタリアではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と表現することもあるそうです。

私も経験がありますがまさに「一撃」を喰らった感じです(;^_^A


チャーリーという名の馬

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