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2025-06-17

お灸の効果について


 前回、お灸について投稿したところかなりの反響がありたくさんのご質問を頂戴したので、今回はちょっとマニアックにお灸の効果をご説明しますね!

お灸の効果

その① 

お灸の温熱刺激により、副腎皮質ホルモンであるコルチゾールが分泌され炎症や痛みを抑制する効果があります。炎症性の疾患にはステロイド剤を使うことがありますが、自らのステロイドホルモンを活性化させて治癒力アップを目指しましょう!

その②

ヒートショックプロテイン(HSP)の分泌。

HSPとは熱や紫外線、化学物質などのストレスで傷ついた細胞を修復してくれるタンパクです。髪や皮膚、筋肉などもタンパク質でできていますので、そのタンパク質を正常に保つことが健康にも役立つ方向へ!

その③

温熱刺激に反応するセンサー(TRPV1温度受容体)に作用し、疼痛抑制反応とともに副腎皮質ホルモンを刺激することがわかっています。


お灸は「ただ温める」モノではなく様々な効果がありますのでお家でも是非お試しください!

「オウチお灸」は随時お教えしておりますのでご相談ください(^_^)/



うつ症状と便秘に関係が!?

 65歳以上のうつ症状と胃腸の症状、特に便秘に関連していることを順天堂大学の研究チームが発表しました。 当院の経絡治療にも年齢問わず胃腸の不調(便秘、下痢、胃もたれ、胃痛、逆流性胃腸炎…)やうつ的な症状で来院される方が多くいらっしゃいます。 前述の研究では、うつ症状が強いほど便秘...