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2022-05-24

「足がつる」ということ


忙しさにかまけて、久しぶりの更新になってしまいました。

今回は「足がつる」という表現についてです。

「つる」という漢字はどう書くのでしょう。

「釣る」?「吊る」?

正解は「攣る」。
「痙攣(けいれん)」の「攣」です。

つまり、筋肉のけいれんということですね。

先日、英語圏出身の患者さんがいらした際、この「足がつる」という表現がなかなか伝わらず、説明をしていると、

“Charlie horse” だよ。

と教えてくれました。

直訳すると「チャーリーという名の馬」。

語源にはいくつか説があり、メジャーリーガーのチャールズ・ラドボーンに由来する説や、球場整備をしていた馬の名前がチャーリーだったという説などがあるそうです。

言葉の背景を調べるのは、なかなか面白いものです。

さて、東洋医学では「足がつる」状態は、単なる筋肉の問題とは考えません。

血の不足や巡りの停滞、あるいは肝や腎の弱りが関係していることがあります。

特に

・夜中に足がつる
・疲れがたまると起こる
・冷えると悪化する

といった場合は、体の土台のゆらぎのサインかもしれません。

ドイツやイタリアではぎっくり腰を「魔女の一撃」と表現するそうです。

私も経験がありますが、まさに“突然の一撃”。

けれど、その一撃の前には、必ず小さな違和感があります。

足がつるのも同じです。

大きな不調になる前に、体は小さな合図を出しています。

そのサインを見逃さず、静かに整えていくこと。

それが、経絡治療の役割のひとつだと感じています。


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